【サイン会のお知らせ!】
光文社キャラ文庫『荒川乱歩の初恋』刊行記念 阿野冠さんサイン会 2018年 9月29日(土)15時〜 往来堂書店にて 内容紹介 野球推薦に落ちた荒川乱歩(あらかわらんぽ)は、新設された谷根千高校探偵科に通うことになった。 […]
View Article本屋を訪ねて三千里
みなさんは夏休み、旅に出ましたか? 扉にいきなり津田直さんの美しい写真が5枚も。唐突だ。でも、たしかに眺めていると旅に出たくなるような。。。。 第1章は「地域別攻略!本好きによる本好きのための2泊3日ガイド」 北海道から […]
View Articleわたしの家族はわたしが守る!
北海道でいちばん大きな火力発電所が急に止まって、電力供給が足りなくなり、ブラックアウト(大規模停電)が起きたとということで、小説や映画の世界の話ではないのだなぁと感じずにはいらせません。 サイエンススリラーとかアクション […]
View Article【D坂文庫アーカイヴスその6】『夕暮まで』吉行淳之介
『夕暮まで』吉行淳之介 新潮文庫 何よりも魅惑的な空虚 80年代初頭に「夕暮れ族」という言葉があった。中年男と若い女のカップルを指しているが、同名の愛人バンクもあったりして(のち、摘発)、ちょっとした流行語になった。その […]
View Article『Spectator vol.42』今号のテーマは「新しい食堂」
『Spectator vol.42』 今号のテーマは「新しい食堂」です。 たんに「飲食店」と括るのではなくあえて「食堂」としているのは、 料理や店舗よりもそこにいる「人」に対する探究心からでしょうか。 流動的で急いた世界 […]
View Article「詩人 最果タヒさんが選ぶ32冊」入口正面平台に展開しております!
「詩人 最果タヒさんが選ぶ32冊」 現代詩人・最果タヒさんによる詩集三部作 『死んでしまう系のぼくらに』『夜空はいつでも最高密度の青色だ』『愛の縫い目はここ』 作品のテーマにちなんだ本を最果さんが選書した3つのフェアを、 […]
View Article【D坂文庫アーカイヴスその7】『ブラフマンの埋葬』小川洋子
『ブラフマンの埋葬』小川洋子 講談社文庫 心地よい切なさに酔う 動物好きである。犬でも猫でも街で見かけると、つい声をかけたくなる。かなり怪しいおじさんである。動物は愛おしい。しかし、どんなに愛しても、彼らは彼らの世界に生 […]
View Article【再掲】9/29は阿野冠さんサイン会!
『荒川乱歩の初恋』阿野冠 光文社キャラ文庫 光文社キャラ文庫『荒川乱歩の初恋』刊行記念、作者の阿野冠さんによるサイン会を行います。 当店でお買い上げの方に先着で整理券をお配りしております。ぜひお早めに! 日時:9月29日 […]
View Article【D坂文庫アーカイヴスその8】『西瓜糖の日々』リチャード・ブローティガン
『西瓜糖の日々』リチャード・ブローティガン 河出文庫 because I am here and you are distant 夏が来るな、と思うときはいつもなんだかちょっとわくわくする。特に夜。深呼吸するとアルファル […]
View Article【D坂文庫アーカイヴスその9】『ずっとお城で暮らしてる』シャーリイ・ジャクスン
『ずっとお城で暮らしてる』シャーリイ・ジャクスン 創元推理文庫 暗黒版 暮しの手帖 少女メリキャットは姉のコンスタンスと、他の家族が皆殺しにされた屋敷に住み続けている。村人たちから忌み嫌われながらも姉妹は静かに幸せに暮ら […]
View Articleいまアジアから生まれる音楽『STUDIO VOICE vol.413』
『STUDIO VOICE vol.413』 Flood of Sounds from Asia 今号のテーマは「いまアジアから生まれる音楽」。 それぞれの歴史に裏付けられた独自の変質を遂げているアジア音楽。 東洋 […]
View Article【D坂文庫アーカイヴスその10】『死の棘』島尾敏雄
『死の棘』島尾敏雄 新潮文庫 砕け散ったあとの、愛の底の物語 「だいたいいつも『死の棘』は鞄に入れている」と言うと、たいてい「げっ」という反応をされます。 『死の棘』は夫に浮気された妻が怒りと嫉妬から精神に変調を来たし、 […]
View Articleイベント『さよなら雑貨』、大白熱でした!
以下、感想にもなってないメモですが。 「前期雑貨時代」「後期雑貨時代」そしてすべてを飲み込み大きくなり過ぎて誰も雑貨を論じない現在。今の自分たちの振る舞いを客観的にと耐え直すには、やっぱり歴史観が必要! インターネットの […]
View Article【D坂文庫アーカイヴスその11】『ナチュラル・ウーマン』松浦理英子
『ナチュラル・ウーマン』松浦理英子 河出文庫 人間の恋愛は遺伝子戦略に勝てるか? かつて「好きな人にたまたま奥さんがいただけです。」と発言した女優さんがいましたが、本書は「好きになった人がたまたま女性だっただけ」という女 […]
View Article【D坂文庫アーカイヴスその12】『エドワード・ゴーリーが愛する12の怪談』ディケンズほか、Eゴーリー編、柴田元幸ほか訳
『エドワード・ゴーリーが愛する12の怪談』ディケンズほか、Eゴーリー編、柴田元幸ほか訳 河出文庫 夏の夜の悪夢 これは絵本作家ゴーリーの、編集者兼イラストレーターとしての仕事です。12人の書き手による怪談は粒ぞろいで、し […]
View Article『魔女図鑑』マルカム・バード
もうすぐハロウィンですね。 子供の頃、どうしても魔女になりたくて、この本を買ってもらったことがありました。 みみずスープの作り方、おまじないのかけ方、魔女ハットの作り方などなど…魔女になるための全てが詰まっています!!( […]
View Article【D坂文庫アーカイヴスその13】『土を喰う日々』水上勉
『土を喰う日々』 水上勉 新潮社 食べ物への感謝と愛情がぎっしり 少年時に京都の禅寺で精進料理を学んだ著者が、長じて軽井沢の山中に移り住み、慈しむように育てた季節の野菜を様々に工夫し仕立てた料理の歳時記。先人は「思う味を […]
View Article元気のみなもと、おにぎり。
元気のみなもと、おにぎり。 今月のdancyuは、おにぎり特集です。 昔から慣れ親しんだ、おにぎり。 人の手で握られたおにぎりもコンビニのおにぎりも、それぞれに好きなところがあって楽しいです。 お昼休みに、本誌 […]
View Articleほっとひといき、休める場所
ほっとひといき、休める場所 お昼休みにひといき、 空いた時間にちょっとひといき、 帰り際に寄り道してひといき、 休みの日に朝からひといき。 日常に溶け込む特別なひといきが過ごせる喫茶店。 ふとしたときに休める場 […]
View Article【D坂文庫アーカイヴスその14】『夜露死苦現代詩』都築響一
『夜露死苦現代詩』都築響一 ちくま文庫 スイングする言葉と剥き出しの抒情! 都築アンテナは相変わらず感度良好。今度は「ことば」を対象にして、市井の詩人たちの実情に迫る。詩人は職業ではなく属性のようなものなので、誰でもいつ […]
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