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「なかなか暮れない夏の夕暮れ」江國香織 角川ハルキ文庫 本体700円+税江國香織さんの長編小説が文庫化。本の世界に入り浸るのが読書であるならば、読書について語られるこの物語を読んでいるわれわれはいま何をしていることになるのだろう…。読書のある暮らしを知っている人、知らない人。生活の中の読書の位置づけは人それぞれですが、だからこそ日々が面白く過ごせるのだと、そう思わせてくれる物語です。 「ごめんなさいといえる」三浦綾子 小学館文庫 本体750円+税「氷点」で知られる三浦綾子さんによるエッセイ集。「氷点」の執筆に関するさまざまから、創作全般に関する想いなどなど…。三浦綾子さんの紡ぐ文章からは、人柄をこえたこころそのものが浮かび上がってくるような気がして、読んでいると暑さも忘れるくらい平穏な気持ちになります。

Previous: 【火曜日/暮らしの棚より】道具の本、再び。2012年、ただただかっこよくて、憧れ半分で購入した『TOOLS』。7年ぶりに第3弾が出ました!!!冒頭からもう、、、かっこいいです。道具と、その作り手をリスペクトすること。便利なのはもちろん、“創造性“を重視し、きちんとしたものを適正な価格で、そして誰にでも簡単に扱える、そんな道具たち全353点。4つのチャプターがあるんですが、このタイトルとサブタイトルがまたどれもすてきなんです。道具を使う、入口に導いてくれる道具と読者をつないでくれるわくわくするようなフレーズ。ぜひ本書でご確認ください。さいごに、この本の作り手たちに最大のリスペクトを。 ・・ ・「TOOLS 2019」MOUNTAIN MORNINGアカツキプレス/オークラ出版

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